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夫の浮気、妻の浮気の傾向CASE(33)

相談事例(夫が浮気するとき、妻が浮気するとき、今そこにある危機・)

商品イメージ4すべては貴方の笑顔を取り戻すために
不倫相談は法律上の解決を如何にするかというだけの問題ではなく、傷つき苦しむ心のケアの問題と考えています。ご相談者が出口が見えない暗いトンネルから抜け出ることができるよう、法的な手続きだけでなく、一緒に考え、解決し以前の笑顔が戻るように、協力していきたいというのが、我々の思いです。

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 「夫の浮気」と「妻の浮気」。どちらも悲惨な状況には変わりありませんが、それぞれどのような状況になることが多いでしょうか。文学作品を通して見てとれるもの、また、現実は小説より奇なりとあるように、現実の浮気を通して見てとれるものはどのようなものがありますか。

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 みなさんご存知のとおり、近代のお話の中には、禁じられた恋、許されざる恋により、物語が大きく動きだし、手に汗握る展開を繰り広げてくれるものがたくさんあります。

 歴史的背景もあるのでしょうが、その中ではやはり「妻の浮気」のほうを題材としているものが多いようです。ホーソンの『緋文字』、トルストイの『アンナ・カレーニナ』なんかは、家庭を持った妻が「浮気」をするというところに主題があり、当時の人々にとっても、「妻の浮気」がそれだけセンセーショナルだったということでしょう。

 以後「妻の浮気」を扱う文学は一種のお定まりのようになり、それゆえにフロベール『ボヴァリー夫人』や、さらにはジェームス・ジョイス『ユリシーズ』のような変種に発展したのではないかと思います。本邦のテレビドラマでは『金曜日の妻たちへ』というのもありましたね。

 これら「妻の浮気」のお話は、どちらかといえば、妻の内面を中心に、近代(現代)女性の自意識や時代への反抗精神(あるいはそういった文学自体の死)というものが描かれているように思えます。つまり、必ずしも「浮気は悪徳だ!」という調子ではなく、むしろ妻に同情的でさえあります。
 
 しかし、「妻の浮気」を、裏切られた夫の側から見たお話もあって、これはなかなか激しいものです。

 志賀直哉の『暗夜行路』では、一度ばかりの「妻の浮気」を知った主人公は深く深く嫉妬し、妻を相手に滅茶苦茶に癇癪を起こし、自意識の大問題を抱えて、最後は鳥取の大山で寺に入るまでに至ってしまいます。トルストイの『クロイツェル・ソナタ』なんかは、夫が浮気した妻を刺し殺してしまう始末です。

 現実の世界でも、男性の嫉妬というのは確かに恐ろしいものがあります。「妻の浮気」を知っても、さすがに女性に手をあげる人は少ないでしょうが(男性たるもの最後まで紳士的であることを祈っています。)、その燃え盛る憤りは浮気相手の男性のほうへまっしぐらに飛んでゆきます。人妻と浮気をした男性にしてみれば、ほんの遊び程度だと気安く考えていたところ、ある日とつぜん、喫茶店に、公園に、駐車場等に呼び出され、はたまた家や職場に訪ねて来られて、あるいはどこかで待ち伏せされて、怒り心頭の旦那さんにお目にかかるということもあるわけです。
 この場合、「誠意を見せろ」「いくら支払うんだ?」と問われて念書を書かされたり、住所や職場や連絡先を聞かれることも少なくありません。
 また、旦那さんの怒りはもっともですから、暴力はいけないとはいえ、思わず手を出してしまう方もいらっしゃいます。そうなってしまうと、暴行罪や、ひどい場合は傷害罪、場合によっては恐喝罪などに問われないとも限りません。
 いっぽう、浮気をした男性の方は、容易には支払えないほどの金銭を約束させられたうえ、家や職場までも知られ、生きた心地もしないまま解決に頭を悩ませなければなりません。
このように慰謝料請求事件の当事者同士が直接会ってしまうと、どちらにとっても好ましいことはありません。どちらの立場の方も、なるべく早い段階で専門家に相談してください。もちろん、その前に男性ひとりひとりが(もちろん女性も)他人様のパートナーと浮気をしないことが大前提です。
 
 さて、上の例からゆくと、「夫の浮気」相手のほうは、「妻の浮気」相手よりも安心だと言えるのでしょうか?
 つまり、「浮気」を相手の旦那さんから責められる男性より、相手の奥さんから責められる女性のほうが、まだしも気が楽なのでしょうか?なるほど、女性同士の場合は、男性同士の場合のように脅されたり暴力沙汰になったりすることは多くない(もちろん、ないわけではない)とは言えるでしょう。しかし、その場合でも、奥さんが自殺(未遂)をしてしまったり、人格を破綻させてしまうことだって実際にあるのです。それのほうが、浮気相手にしてみたら、ずっと怖いことなのかもしれません。

 「夫の浮気」と「妻の浮気」、後者の方が昔からお話にもなりやすかったように、そちらのほうが題材としてはやはり衝撃的です(夫の浮気というと、壇一雄『火宅の人』とか、そういうむしろ豪気な?話を思い出してしまいます)。現実においても、(あくまで個人的な印象では)どうやら浮気をされた男性の方が浮気をされた女性よりもナイーブで、嫉妬深くなる傾向はあるようです。
 とはいえ、「浮気」には「夫の浮気」だから、「妻の浮気」だからという区別は、本来的にはありません。浮気は浮気。道徳的な罪も同じですし、法律上の責任も同じです。
 創作上のお話である限りは、「夫の浮気」もありがたいし、「妻の浮気」となるともっとありがたいものなのかもしれません。
 しかし、それはあくまでお話の中に限ったこと。現実的には「夫の浮気」も「妻の浮気」も、同じようにありがたくなんかなく、同じように悲惨です。専門家の仕事がなくなって食いっぱぐれるくらい、皆さんが「浮気」と無縁になるといいですね。
 
我々の経験の中で、様々な形の浮気について対応しております。その中で一緒に解決の糸口を見つけていければと思っています。

? ? 願わくば、不倫問題で悩みを抱えるすべての夫婦・カップルに安息のあらんことを ? ?
     
          すべては、依頼者の笑顔のために。依頼者の利益のために。
               ※ 当相談所のスローガン ※


相談所概要

当相談所運営者
今井法務行政書士事務所/あおぞら司法書士事務所/提携先弁護士事務所           調査専門TSコーポレーション他提携先調査会社 
運営統括責任者
行政書士 今井 善実  司法書士 青山 昇平
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